ディーツーコミュニケーションズ(D2C)は3月13日、ドコモユーザーを対象に「モバイル検索サイトの利用動向」調査を実施し、結果を発表した。
すべての回答者から携帯電話でのインターネットを利用しないユーサーを除いた476人に、携帯電話からの検索サイト利用経験を聞いたところ、85.1%が「検索したことがある」と回答し、「検索したことはない」との回答は、14.9%にとどまった。
検索サイトへのアクセス方法では、76.0%が「iMENUから“メニュー/検索”を選んでアクセスする」と回答し、次いで「ブックマークしておいた検索サイトにアクセスする」が64.5%、「直接URLを入力してアクセスする」が31.8%、「QRコードから検索サイトにアクセスする」が25.5%という結果となった。
検索サイトの利用理由についての複数回答では、「着うたや着信メロディを探したいとき」が44.6%、「天気が知りたい時」が44.0%、「ひまつぶしをしたい時」が40.9%と、上位を占めている。
モバイルでのキーワード検索結果を、1回につき閲覧するページ数は平均で2.4ページという結果となり、「キーワード検索結果について上位にあるサイトほどクリックすることが多いか」の問いに対しては、「非常に多い」の41.8%に「やや多い」の34.3%を加えると、76.1%が「多い」と回答している。
さらに、テレビや新聞などのメディア上で「○○検索」といった表現を用いて、詳細をネットで調べるよう導く、クロスメディア広告については、ユーザーが実際にPC、または携帯電話から検索したことがあるのは、「テレビCM」が45.6%と最も高く、次いで「雑誌広告」の39.0%、「新聞広告」の29.7%、「交通広告」の20.7%と続く。
今後のモバイル検索サイトの利用意向については、「とても利用したい」の13.6%、「やや利用したい」の39.2%を含めると、52.8%に達する。
調査は、2006年12月11日から17日までの期間、ビデオリサーチの定住モニターのうち、16歳以上の男女かつドコモユーザーを対象に実施し、550サンプルを得た。
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