松下電器産業は7月12日、地上波、BS、110度CSデジタル放送に対応したハイビジョン液晶テレビ、VIERA(ビエラ)LX65シリーズ2機種を、9月1日より発売すると発表した。
今回発表されたのは、32V型の「TH-32LX65」と26V型の「TH-26LX65」の2機種。従来のIPSパネルを進化させた「IPSアルファパネル」を搭載し、上下左右178度の広視覚度で、斜め上、斜め下45度方向から見ても画面の色が薄くならないとしている。
液晶テレビの弱点とされる、動きの速い映像による残像のボヤケに対しては、「クリアフォーカス動画」を採用し、映像のホールド時間を短縮することにより、動画残像を低減させている。クリアフォーカス動画は、「フレームクリエーション」と「バックライトスキャン」という技術で構成される。
まず、フレームクリエーションは、松下電器独自のベクトル解析技術を用い、前後の映像フレームから新たに映像コマを作成、および補間することで、動画残像の原因となるホールド時間を短縮している。そしてバックライトスキャンにより、映像コマ間でバックライトの一部を順次消灯させることで残像を低減している。
また、コントラストを高め、奥行き感じを出すためとして、「クリアピクチャー」を搭載している。クリアピクチャーには新開発の「コントラストマネジメント」が採用され、前後の映像と整合を図りながら、絵柄ごとの最適なコントラスト調整を制御している。
接続端子には、HDMI端子、ADSL回線や光ケーブル回線に対応したLAN端子を含んでする。ビエラリンクにも対応し、ビエラリンク対応ディーガやAVアンプと接続可能。テレビスタンドを含む本体外寸は、32V型が横幅791mm×高さ615mm×奥行300mm。26V型が横幅657mm×高さ525mm×奥行300mmとなっている。
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