NTTデータは3月27日、経営機構の改革を実施したと発表した。これは、顧客満足度No.1企業を目指す3ヵ年計画が最終年度を迎えることから、「SI競争力強化」や「営業力強化」などの取り組みを強化する。
具体的には、「営業企画室の設置」および「技術開発本部 研究開発分野の重点化」を実施した。営業企画室の設置は、同社中期経営計画の1つの柱である「営業力強化」の一層の推進を目的とするもので、現場の営業活動の支援を強化するとともに、「営業力強化」に向けた取り組みの範囲を拡大する。今後は同企画室が、全社的な顧客志向の醸成とその徹底、顧客の要望やクレームなどの一元的な集約、営業人材の育成、営業の文化、意識改革の促進などを行う。
また技術開発本部は、中期経営計画の達成に向け取り組んでいる「SI競争力強化」と「営業力強化」を加速させるため、研究開発方針の刷新と研究開発分野の重点化による強化を図る。
これにともなって、従来の「ソフトウェア工学推進センタ」「システム科学研究所」に加え、業務改善に役立てるための分析方法論やソフトウェアの研究開発を進める「ビジネスインテリジェンス推進センタ」およびITコンサルティング力を高める「SIアーキテクチャ開発センタ」を新たに設置した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス