GMOインターネットと同社グループ企業のJWordは9月5日、電通子会社のアクションクリックと業務提携し、日本語キーワードを使うサイト誘導、広告効果測定サービス「JWord Action Count」の提供を開始した。同サービスを利用すると、広告媒体に特定のキーワードを付加してウェブサイトに誘導するとともに、その広告効果を計測できる。
このサービスは、紙媒体などからウェブサイトへの誘導効果を計るアクションクリックの「アクションカウント」と、日本語キーワード検索サービス「JWord」の技術を組み合わせた。「媒体名+固有名詞」からなるキーワードを印刷するなどして広告に掲載しておき、消費者がそれをブラウザのアドレスバーに入力すると広告サイトが表示される。たとえば、媒体名「日経新聞」と固有名詞「JWord」をあわせた「日経新聞JWord」というキーワードをアドレスバーに入力し、JWordで検索すると、特定の広告サイトが表示されるといった具合いだ。
サイトへの誘導に煩雑なURLを使う必要がないので、新聞や雑誌などの紙媒体だけではなく、テレビやラジオからインターネットへの集客を増やせる。さらに、媒体や商品名、キャッチコピーなどの異なるキーワードを複数用意しておくと、それぞれの広告効果が測定できる。
税込み価格は、初期費用が3万1500円。1キーワードあたりの利用料は、1カ月4万2000円、3カ月8万4000円、1年18万9000円。
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