電通とサイバーコミュニケーションズは9月27日、アクションクリックに対して本年12月頃までをめどに過半数以上の出資を行うと発表した。
アクションクリックはインターネット広告配信ネットワーク業務を行う企業で、主に会員登録やアンケート応募、ウェブサイトへの誘導などに対して課金する成果報酬型で実績を上げている。
電通によると、2003年のインターネット広告市場は前年比40%増の1183億円と急成長を遂げており、中でも企業の営業活動に直結した成果が期待できる成果報酬型の需要が高まっている。このようなニーズを受けて、両者は今回の出資に至ったという。これまでページビュー保証型を主力商品としてきたサイバー・コミュニケーションズにとっても、成果報酬型が加わることで今後の事業拡大を予想している。
具体的な出資形態や比率については今後の協議により決定される。なお、アクションクリックは11月期には単年度で黒字化する見込みだ。
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