スカイプ、有料通話サービスを一部値下げ

藤本京子(編集部)2005年07月28日 20時07分

 ルクセンブルグのSkypeは7月27日(現地時間)、同社の提供するIP電話サービスの有料版となる「SkypeOut」において、一部地域への通話料を値下げすると発表した。

 7月27日は、SkypeOutサービスが開始してちょうど1周年にあたる。これを記念して、同社では「SkypeOut Global Rate」と呼ばれる低料金で通話できる地域を拡大すると共に、一部地域への通話料を値下げした。

 SkypeOut Global Rateでは、PCからSkypeを通じての通話が1分あたり0.017ユーロ(1ユーロ=135.90円、0.017ユーロは約2.3円)で可能となる。これまでこのレートにて通話可能な地域は、北米やカナダ、イギリス、ノルウェー、オランダ、オーストラリア、ベルギー、フランス、メキシコなどだったが、新たに中国、台湾、香港、ギリシャ、ポーランド、スイスの6カ国への通話にこのレートが適応される。

 同社はまた、ドイツやデンマーク、フィンランド、インド、メキシコ、韓国、ポルトガル、スペイン、南アフリカといった地域への通話を値下げした。

 なお、今回の値下げに日本は含まれていない。日本国内の通話料金は従来どおり、固定電話への通話が1分あたり0.0192ユーロ(約2.6円)、携帯電話への通話が同0.125ユーロ(約16.99円)となっている。

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