ルクセンブルグのSkypeは7月27日(現地時間)、同社の提供するIP電話サービスの有料版となる「SkypeOut」において、一部地域への通話料を値下げすると発表した。
7月27日は、SkypeOutサービスが開始してちょうど1周年にあたる。これを記念して、同社では「SkypeOut Global Rate」と呼ばれる低料金で通話できる地域を拡大すると共に、一部地域への通話料を値下げした。
SkypeOut Global Rateでは、PCからSkypeを通じての通話が1分あたり0.017ユーロ(1ユーロ=135.90円、0.017ユーロは約2.3円)で可能となる。これまでこのレートにて通話可能な地域は、北米やカナダ、イギリス、ノルウェー、オランダ、オーストラリア、ベルギー、フランス、メキシコなどだったが、新たに中国、台湾、香港、ギリシャ、ポーランド、スイスの6カ国への通話にこのレートが適応される。
同社はまた、ドイツやデンマーク、フィンランド、インド、メキシコ、韓国、ポルトガル、スペイン、南アフリカといった地域への通話を値下げした。
なお、今回の値下げに日本は含まれていない。日本国内の通話料金は従来どおり、固定電話への通話が1分あたり0.0192ユーロ(約2.6円)、携帯電話への通話が同0.125ユーロ(約16.99円)となっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス