NECエレクトロニクスは7月27日、2005年3月期の第1四半期連結業績が前年同期に比べ43.4%増の87億円と発表した。対前期比でも14%増となった。
順調な成長の理由として、DVDレコーダー、デジタルカメラ、薄型テレビなどのデジタル家電関連が前年同期比44%増の261億円、パソコン周辺機器用のシステムLSIなどが同30%増の355億円と販売が拡大したことが挙げられる。また、ブロードバンドネットワーク機器向けの半導体や携帯電話端末向けのICなどが同15%増の411億円とこちらも好調。これに加え、為替の円高推移も寄与した模様だ。
売上高は対前年同期比9.4%増の1856億円。2005年3月期の業績見通しは、今後の様々な要因により修正する可能性は秘めているものの、現状では4月27日公表のとおり、通期で8.1%増の7700億円としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」