米IDC:「データストレージ市場に明るい兆し」

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 調査会社の米IDCによると、今年度第3四半期のディスクストレージ市場総出荷額は、需要が軟調でわずかに減少したものの、希望の光が差しているという。

 IDCは12月5日に発表した最新のレポートで、第3四半期の全世界におけるディスクストレージシステムの総出荷金額が48億ドルだったと発表した。これは、前年同期比0.3%減となる。だが、同社アナリストのJohn McArthurによると、価格の下落は2四半期続けて年率30%以内に留まっているという。

 IDCによると、年0.3%という減少率は、ディスクストレージシステムの総出荷金額が3.9%減少して47億ドルだった今年第2四半期と比べて、改善を示しているという。

 McArthurは、ストレージシステムベンダーが、価格競争に突入するよりも、付加価値の高いソフトウェアやサービス、アプリケーション統合などで、競争優位性を獲得しようとしていると述べている。

 第3四半期、ディスクストレージシステムの総出荷容量は36%成長し、197ペタバイト(197クァドリリオン(10の15乗)バイト)に達した。IDCによると、容量の増加率は、全4四半期続けて前年同期より減少しているという。

 外付けディスクストレージシステム市場全体では今四半期、売上高は1.5%増の32億ドルとなった。

 出荷金額ベースでシェアを見ると、米Hewlett-Packardは21.8%で首位を維持したものの、市場シェアは0.7ポイント減少している。2位の米EMCは1位との差を縮め、市場シェアは16.2%から19.2%に伸ばした。米IBMは前回と変わらず3位で、シェアは13.5%から13.6%へとわずかに伸びている。

 日立製作所は4位のままで、市場シェアは8.3%から8.2%と減少している。米Dell Computerは米Sun Microsystemsから5位の座を奪った。Dellの市場シェアは4.9%から6.6%と伸びた一方、Sunは6%から5.9%と減少し、6位に下がった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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