ワークスアプリケーションズは1月23日、プロの経営者を発掘・育成する「1人シリコンバレー創業プロジェクト」で公募した新規事業案を選考し、投資先をWeb2.0テクノロジーを駆使した新世代業務システムの開発・販売を主事業とするコネクティに決定したと発表した。ワークスとベンチャーキャピタルが2500万円ずつ出資し、計5000万円を投資する。
「1人シリコンバレー創業プロジェクト」は、プロの経営者を発掘・育成し、ワークスの事業と有力なシナジーを生み出す新規事業を創出するというコンセプトのもと、2005年2月に事業プランの公募が開始された。米シリコンバレーのように、既存の枠組みを超えたベンチャー企業が次々と生まれる環境を理想とし、起業家が過大な自己資金リスクなしに創業に挑戦しやすい環境を作ることを目指す。ジャフコ、グロービス・キャピタル・パートナーズ、レオス・キャピタルワークスが共催している。今回の事業プラン公募には81の事業プランが寄せられた。
コネクティは今回の投資決定を受けて2005年12月16日に設立された会社で、代表取締役社長には事業発案者の服部恭之氏が就任する。「コミュニケーションの簡便化と活性化を実現するシステム」の事業案をもとに、Web2.0時代の最新インターネットテクノロジーを利用した情報構築コアエンジン「Connecty Web Processor」を開発および販売する。
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