ワークスアプリケーションズは1月29日、2003年6月期の中間決算(2002年7月〜12月)を発表した。売上高は前年同期比75%増、当期純利益においては前年同期の4倍と好業績を記録した。
中間決算の売上高は前年同期比75.8%増の21億8700万円、営業利益は2億8800万円(前年同期比174.2%増)、経常利益2億4600万円(前年同期比367.6%増)、当期純利益1億4400万円(前年同期比447.2%)の増収増益となった。
ワークスアプリケーションズは好業績となった理由について、同社のERPパッケージソフト「COMPANY」の導入によるコスト削減効果が高く評価されたためとしている。事業部門別の売上を見ると、ソフトウェア部門が19億3300万円(前年同期比75.8%増)、保守部門が2億5300万円(前年同期比83.2%増)と共に好調。
なお、ワークスアプリケーションズは1月20日に、通期業績予想を上方修正している。それによると、通期の業績は売上高が前年同期比59.5%増の56億4000万円、経常利益16億9200万円(前年同期比64.4%増)、当期純利益は9億5000万円(前年同期比62.1%増)になる見通しだという。
ワークスアプリケーションズは1996年7月に創業。日本の大手企業に特化したERPパッケージソフトの開発・販売で業績を伸ばしている。2001年12月にJASDAQに上場した。
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