ワークス、eラーニング・パッケージソフトの開発で米ドーセントと提携

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年05月20日 10時06分

 ワークスアプリケーションズ(牧野正幸CEO)は5月19日、米ドーセント社(アンドリュー・エッカート社長)からの技術供与を受け、大手企業向け基幹業務パッケージソフトウェア「COMPANY」シリーズの新製品として、eラーニング・パッケージソフトウェアを開始することを発表した。販売開始は8月、出荷開始は04年6月を予定している。

 ワークスは、大手企業向けパッケージソフトウェア市場において、人事・給与分野での実績をもつが、今回、人事・給与分野とシナジーを発揮する「教育(Learning Management)」分野に新たに参入することによって、顧客企業への問題解決力・提案力を高めるとともに、市場でのさらなる競争力優位を確保していく方針。

 同社では、各分野のトップブランドの企業が参加するユーザー会を通じて、ユーザーの実務担当者と自社の開発者が意見交換しながら製品開発に取り組む仕組みと文化が定着していることから、今回の開発でも、この強みを生かした製品開発を行っていく計画。

 「COMPANY」シリーズは、従業員数1000人以上の大手企業150社以上が採用している基幹業務パッケージソフトウェア。eラーニング・パッケージソフトウェアの開発後は、ナレッジマネジメントシステムの「COMPANY Knowledge information Portal」や「同 人事」、「同 給与」と連携させることで、「ナレッジをいかに定着・活用し、企業の競争力を向上させるか」、「人材のパフォーマンスをいかに正確に把握し、継続的に向上させるか」、「業務経験や資格だけでなく、ナレッジやコンピテンシーを反映させた組織と処遇体系をいかに構築・実施するか」など、顧客企業への問題解決・提案エリアの拡充を図ることが可能になる。

ワークスアプリケーションズ
ドーセント

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