ワークスアプリケーションズと日本オラクルは、ワークスの基幹業務パッケージソフトウェアCOMPANY製品系列に関するマーケティング/技術提携を結んだ。両社が3月10日に明らかにしたもの。さらに、ワークスは、日本オラクルのパートナー制度においてCertified Partner(認定パートナー)となった。
ワークスは、COMPANYとOracle Databaseを一括提案/サポートするなど、統合ソリューションとして提供していく。基幹業務パッケージソフトウェアとデータベースのサポート窓口がワークスに一本化されることから、日本オラクルはワークスへの技術サポートを強化する。
具体的には、ワークスのCOMPANY会計シリーズを、クラスタ技術Oracle Real Application Clustersに対応させた。「ソフトウェア導入時にハードウェアを購入する際、将来想定される処理能力までを含めた過剰な投資を抑えられる。導入当初よりも高い処理能力が必要となったら柔軟にシステムを強化できるとともに、システム障害による業務停止リスクを低減できる」(両社)
両社はマーケティング活動でも協力する。第一弾として、COMPANYの製品紹介パンフレットを共同作成した。今後は、ワークスの顧客を対象とするセミナーの共催や、提案時に日本オラクルの技術営業が同行するなどの協業も随時展開していく。
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