Webマーケティングガイドでは、モバイルインターネット調査会社のネットエイジアと共同のもと、着うた・着うたフル・デコメに関する調査を行った。
2007年12月に野村総合研究所が発表した「携帯電話市場3分野、放送・コンテンツ市場8分野の市場規模予測によれば、モバイルコンテンツ市場はデータ通信定額料金制の普及などにより、2012年度末には約500億円増加の3909億円になるとしている。 [参照:2012年までのIT市場予測、ネットビジネスはモバイルが牽引(CNET Japan)]
今回の調査では、モバイルコンテンツで特に若年層のニーズでの高い着うた・着うたフル、デコメについて検索方法や検索キーワードについて詳細に調査した。
≪調査結果サマリー≫
調査対象者は、15歳から29歳のモバイルユーザー340人。男女比は、男性:50%、女性:50%。キャリア比は、Docomo:46.8%、EZweb:38.2%、Softbank:15.0%。
Q1でモバイルでの着うた・着うたフル・デコメそれぞれの検索方法を尋ねたところ、着うたでは「メニューリスト」が30%と最も多く、次いで「キャリアトップの検索エンジン」が28%となった。これは「着うたフル」でも同様の傾向が見られる。また、「デコメ」については「メルマガ」が18%と最も多く、次いで「メニューリスト」が16%と続いた。
Q1の結果を年代別で見ると、10代後半では「それ以外の検索エンジン」が32%で最も多く、次いで「キャリアトップの検索エンジン」が31%で検索エンジンから着うた・着うたフル・デコメのサイトを探す10代が多いことが分かった。一方、20代では「メニューリスト」や「メルマガ」が「検索エンジン」よりも多くなっており、10代の方が20代よりも着うたコンテンツサービスに対して能動的であると考えられる。ケータイ白書2008によれば、10代男女で着うたダウンロード率が70%以上と他の年代(20代:45.1%、30代:45.5%)を圧倒しており、10代主体のコンテンツであることが伺える。
Q1をキャリアごとに見た場合、
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