レノボのキートップは、手前の傾斜面が広めなのが特長だという。「英数字キーはトップの手前が広く作られているが、これは、キーを打ったとき手前のキーに当たらないようにするため。キーキャップの上面が広いと中のメカの設定はしやすいが、使いやすさを考えるとこの手前の広さは必要」で、さらにスペースバーについては「親指で押すものなので、押し下げたときにも指との間が開くように、ほかのキーよりも少し高めに設計している」と説明する。
ほかにも、Fnキーの先に爪の先のための位置を用意している点や、Fnキーをデスクトップのキーボードと同じように4ブロックに分けている点、パームレストが傾斜していることで手前のキーを押したときにも指との間が空くように設計されている点など、文章などの大量にキーを打つ場合にもストレスがないよう工夫しているという。
キーボード周辺の形状で見ると、ESCキーの手前には背の高いバリアがある。F1を押すと多くのソフトでヘルプが立ち上がってしまうため、両方押したときは、どちらも入力されないために設けられたバリアだ。このバリアを入れることで、1999年以前と比べると、2000年以降はESCキーの前後が広くできているのだという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」