レノボ、Linux搭載「ThinkPad」を発売へ--ノベルと提携

文:Erica Ogg(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年08月07日 12時16分

 Lenovoは米国時間8月6日、Linuxを搭載した「ThinkPad」ノートPCを第4四半期に発売すると発表した。

 同社がオープンソース分野に参入するうえで選択したLinuxディストリビューションはNovellの「SUSE Linux Enterprise 10」。LenovoがハードウェアとLinux OSの両方を直接サポートするのは今回が初めて。Lenovoの顧客に向けたOSのアップデートはNovellが提供する。SUSE Linux搭載ThinkPadは法人と個人の両方に販売される。

 今回のニュースは、6日にカリフォルニア州サンフランシスコで始まったLinuxWorld Conferenceの開幕に合わせて発表された。オープンソースのOSをプリインストールしたPCを販売する大手メーカーはLenovoだけではない。5月にDellがLinuxのUbuntuを搭載したノートPCおよびデスクトップを販売することを決定した。Dellも今週、Linuxに関係した何らかのニュースを発表すると見られる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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