サイボウズ、RSS広告社、ブログエンジン、サン・マイクロシステムズ、テクノラティジャパン、ルートコミュニケーションズ、グルコースの7社は7月4日、RSS/Atomフィードのビジネス活用を促進し、市場活性化を目的に「フィードビジネス・シンジケーション」(FBS)を共同で発足させた。事務局は、サイボウズが務める。
FBSは、RSS/Atomフィードを用いたビジネスモデルや、新技術の研究開発、活用方法のノウハウに加え、国内外で見られる企業などでの事例紹介など、7社が協力しながら情報公開などを行い、RSS/Atomフィードのビジネス活用を推進していく。
各社ともRSS/Atomフィードやブログのビジネス活用に積極的な企業で、大手企業からベンチャー企業まで幅広い。
サイボウズは、ビジネスパーソン向けポータルサイト「cybozu.netを今夏から提供し、ブログやRSSなどを本格的に活用している。RSS広告社は、6月20日からRSS広告サービスを正式スタートさせ、ブログエンジンは、ブログツール「BlogEngine Enterprise」のライセンス提供やモバイルブログサービスの「moblo.jp」を展開している。また、テクノラティはブログ検索やブログを利用したマーケティングやリサーチサービスを手がけ、ルートコミュ二ケーションズは企業のRSS配信からパーソナライズ、効果測定まで提供するASPサービス「RSSsuite」や壁紙一体型RSSリーダー「RSS gadget」を提供し、グルコースは国立情報学研究所・早稲田大学の学生を中心に結成された「Semblo プロジェクト」による研究開発成果の普及を目的として設立された有限会社で、個人向けのブログ/RSSリーダー「glucose」を提供している。
情報提供などは、専用のBlogサイトで行い、定期的にセミナーやカンファレンスも開催していく。そして、その第1回として、8月5日に「フィードビジネス・カンファレンス(仮題)」を開催するために準備を進めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」