TechCrunchは米国時間10月6日、米YahooによるAOL買収が、早ければ10月中にも成立する可能性があるとする、両社の交渉に詳しい情報筋からの提供情報を明らかにした。
Yahooの広報担当であるBrad Williams氏は、「これは単なるうわさや推測に過ぎず、それに対するコメントを発表するようなことはない」と述べた。太平洋夏時間午後2時30分更新:AOLもコメントを拒否した。
TechCrunchの報道によれば、Yahooは、AOLのダイヤルアップ接続のサブスクリプション事業を除く、コンテンツ事業の買収を進めるようだ。Time Warnerは、AOLの提供事業を二分化する方針であり、Yahooがオンライン出版および広告関連事業に興味関心を抱いていることからすると、ダイヤルアップ接続のサブスクリプション事業の買収は見送ることになっても仕方ないだろう。
この買収案は、Microsoftが、Yahooを一方的に買収しようと試みたことが引き金となったものの、もし実現するならば、驚きを隠せないという反応も少なからずあるようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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