USA Todayを含む米国のテレビ局23社と新聞85紙を運営するGannett Co.が、デジタル広告パートナーにAOLの「Platform-A」を選んだ。具体的には、従来欧州でのみ提供され、これが米国初登場となるPlatform-Aの「Adtech」を利用する予定である。
この提携の下、Gannettの印刷および放送の両ローカルニュース市場と、USAToday.comなど同社保有のウェブサイトをすべてカバーすることになる。いつから実施されるのかは明らかにされていない。しかし、USA Todayの読者層や地域レベルの広告対象に対する機会を考慮すると、これはAOLにとって大きな提携だ。Nielsenによると、Gannettが保有するウェブサイトのユニークビジター数は月間2500万人だという。
Gannettの最高デジタル責任者であるChris Saridakis氏は両社共同発表の中で次のように述べている。「当社がAdtechを選んだのは、最高水準にあるこの技術であれば広告主の求めに応じて地域レベルでも全国レベルでもシームレスに広告業務を提供できるからだ。Adtechプラットフォームによって、広告主は広告の規模を問わず、当社を活発に利用する多数の人々にメッセージを容易に届けることができるようになる。全国規模でも、特定の視聴者層でも、地域限定でも可能だ」
AOLはドイツに拠点を置くAdtechを2007年に買収した。同社は約10年間欧州で事業を展開してきた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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