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デルとAMD--提携に至るまでの約10年間の歩み

2006/08/21 15:25
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 Dellが最近、Advanced Micro Devices(AMD)への関心をあらわにしている。

 Dellは何年もの間、「パフォーマンス上の十分な利点がない」「われわれが必要とするだけの数量を生産できない」「Intelとの契約を維持しながら、別のチップサプライヤーと提携すれば、スリムな製造ラインが複雑になる」など、さまざまな理由をつけて、AMDを避けてきた。なかでも最も多く聞かれた言い訳は「顧客がAMDの製品を望んでいない」というものだった。

 しかし、AMDが「Opteron」および「Athlon 64」プロセッサを投入して3年以上が経過し、AMDのサーバ市場シェアがゼロの状態から約26%へと急速に拡大した今、Dellの口調にも変化が見え始めてきた。同社は2006年内に、AMD製プロセッサを搭載したサーバだけでなくデスクトップ製品も出荷し始める計画であることを発表した。またDellの計画に詳しい情報筋によると、近い将来、ノートPCにもAMD製プロセッサが採用されるという。いずれにしろ、AMD製品を求める声が顧客から上がっていることは明らかだ。

 それにしても、AMD製品を採用する決断を下すのが遅過ぎたのではないだろうか。Dellのライバル企業各社は既にAMDとの友好を深めている。Hewlett-Packard(HP)はDellの威信を脅かしつつあり、IBMはAMDとの提携を強化している。Sunも以前よりOpteron搭載サーバを幅広く扱っている。

 ここ10年ほどのAMDに関するDellのコメントを振り返ると、Dellのマーケティング戦略が激しく変化する様子が見てとれる。その一方で、AMD幹部はここ数年間、楽観と悲観が交錯する複雑な思いを垣間見せていた。以下に興味を引くコメントをいくつか記す。

検討初期

 「ここ8年間、Intelの代わりとなり得るプロセッサベンダーを毎年調査してきた。だが時間の無駄だった」(Dell創業者兼会長Michael Dell氏。当時はCEOを務めていた。1997年11月、Comdexで)

 「彼にはどうしてもK6を売り込むことができない」(AMDの創業者で当時のCEOだったJerry Sanders氏。1997年11月、Comdexで)

 AMDとIntelでチップの「価格とパフォーマンスの差が大きく開くまではIntelを採用し続ける。AMDが悪い会社だということではないが、同社製品を扱う大きな利点もない」(Dellで当時シニア業務開発および戦略担当バイスプレジデントを務めていたTom Meredith氏。2001年5月)

 「かなり高い関心を持っており、検討もしているが、それ以外に公言できることはない」(Michael Dell氏がAMDについて。2002年4月)

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