ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
素人にはハードルが高いと敬遠されがちなパソコンのセットアップ。その道のプロともいえる職に従事している人は、知人にどの程度設定を頼まれたりするのだろうか?また、実際に頼まれてどう思っているのだろうか?調査を行い、20代から40代を中心とする男女412名の回答を集計した。
回答者の職業で「IT・コンピュータ関連職」は22.1%。そのうち、パソコンの設定などに関わる仕事をしている「設定従事者」は47.3%、「設定非従事者」は 52.7%。
パソコンの修理やネットケーブル配線、Wi-Fi設定などを普段どのように行っているか?との問いには、「全て自分でやっている」が全体の64.1%を占めた。「全て自分でやっている」の割合はIT関連職で85.7%と高く、特に設定従事者では90.7%だった。
知人からパソコンやWi-Fiの設定を頼まれることはあるか?と聞いたところ、全体では「よくある」が15.0%、「たまにある」が40.5%で、合わせると55.6%。「ある」としたのはIT関連職で70.3%と高い。
設定従事別に見ると、「たまにある」の割合は設定従事者、非従事者で大差ないが、「よくある」の割合は設定従事者が39.5%、設定非従事者の16.7%と大きな差が出た。「餅は餅屋」ということか、同じIT関連職でも差があるのは興味深い。
では正直な話、知人からセットアップを頼まれた時にどう感じているのか?全体では「とても嬉しい」が7.4%、「どちらかといえば嬉しい」が55.9%で、合わせると63.3%が「嬉しい」と回答。
「どちらかといえば迷惑」が33.2%、「とても迷惑」が3.5%で、合わせると36.7%が「迷惑」としている。IT関連職では「嬉しい」が65.6%で全体と比較してわずかに高く、頼りにされる快感があるようだ。
設定従事別に見ると、「とても嬉しい」の割合は設定従事者の方がやや高いものの、「どちらかといえば嬉しい」の割合は設定従事者の50.0%に対し設定非従事者が57.1%となっており、設定非従事者の方が高い結果となった。
設定非従事者にとっては専門外のセットアップだが、頼まれるのは案外嬉しいということなのかもしれない。
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