ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
携帯電話の発信、着信履歴。なくてはならない機能だが、履歴から誤った相手に電話をかけてしまうことはないだろうか。また、人々は履歴をどう処理しているのだろうか。20代から40代を中心とするネットユーザー412名の回答を集計した。回答者がメインに利用している携帯端末のタイプは、「テンキー:折りたたみ」が79.4%、「テンキー:スライド」が8.5%、「テンキー:ストレート」が6.1%、以下「フルキーボード」「タッチパネル」「その他」が各3%未満。
発信履歴と着信履歴の間違えから「間違い電話」をかけた経験の有無を聞いたところ、「経験アリ」が27.7%、「ナシ」が72.3%。性別、年代別による大きな差は見られなかった。
発信、着信履歴を削除しているか聞くと、6.1%が「頻繁に削除している」、47.8%が「たまに削除している」と回答。全体では削除派が過半数で、「削除したことがない」の46.1%をわずかながら上回った。
一方、20代だけは「削除したことがない」が68.6%と、他を20ポイントも上回る高比率。通話よりメールでのコミュニケーションが盛んな昨今の風潮もあってか、20代では、さしあたって履歴を削除する必要を感じていないのかもしれない。
履歴を削除する理由を自由に記述してもらったところ、「特に理由はない」「なんとなく」といった声が圧倒的に多い中、目立ったのは「間違い電話防止のため」とした人。「知らない番号への間違い電話防止」「子どもによる誤発信防止」といった理由も見受けられた。
また「端末のメモリ容量が気になる」「同じ相手との履歴は不要」など実用本位の理由が多い一方、「人に見られたくない」「内緒の相手」などプライバシーを理由にする回答も目についた。
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