「エコバッグ」所持率は女性8割半、男性5割

アイシェア rTYPE リサーチ2008年10月03日 11時30分

 ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。

 自前の買い物袋「エコバッグ」。最近は景品としてもらう機会も増えているが、デパートや小売店で気に入ったものを購入して使用している人も多い。ネットユーザーのエコバッグ所持率や利用頻度はどのくらいなのだろうか。20代から40代を中心とする男女437名の回答を集計した。

 エコバッグを「持っている」のは68.6%、「持っていない」のは31.4%。「持っている」と回答した男性は52.7%、女性は85.1%で、女性の方が30ポイント以上高く、所持率に大きな男女差がみられた。

 世代別では、20代は57.1%だが、30代は69.1%、40代は72.3%と、若い年代と中高年とでは所持率に10ポイント以上の差があった。

 エコバッグを持っている人に買い物での利用頻度を聞くと、「毎回」が23.3%、「ほとんど」が31.0%で、合わせると過半数がほぼ買い物のたびに使っている。

 性別・年代別でも、「毎回」と「ほとんど」の合計はいずれも半数以上で、女性に比べてエコバッグ所持率の低い男性も持っている人は半数以上が高い利用頻度となっていた。

 持っていても「あまり使わない」人は全体の24.7%で、20代は29.2%と、30代、40代より5ポイント以上高い。

 エコバッグに機能性で求める部分を複数回答形式で聞くと、「耐久性」が66.4%、次いで「携帯性」が63.2%、「大きさ」が57.7%、「デザイン」が51.0%の順。

 男性は「携帯性」(59.9%)と「耐久性」(57.2%)がトップ2、女性は「耐久性」(75.8%)に次いで「大きさ」(68.8%)を選択する人が多かった。「大きさ」は年代が高くなるほど選択率が増えており、女性や高い世代では使いやすい大きさかどうかもエコバッグ選びのポイントと言えそうだ。

 「イオン」をはじめ、全国のスーパーでレジ袋有料化は進んでいる。家計と地球環境に優しいエコバッグ、男性もぜひもっと持つようにしてはどうだろうか。

買い物での利用頻度はどのくらいですか。

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