どうやらMicrosoft社内では新しいデザインを示す言葉として(少なくとも、最新のバズワードとして)、「タイル」が使われているようだ。
タイル/ライブタイルという概念は現在、「Windows Phone 7」で使われている。自動でアップデートされていくWindows Phone 7のタイルは、MicrosoftのデザインとWindows Phone 7の広告戦略での最大の特徴となっている。
だがそれだけではない。Liveside.Netが最初に報じているように、「Bing」にもタイルが導入されるようだ。Microsoftは現在、ユーザーが検索結果の中から最も正確で信頼できるものを判断しやすくするため、信頼性や評判を示すタイルをBingに追加する作業を進めている。まずは約50のBingタイルを用意、その後増やしていくという。MicrosoftがLiveSideに述べたところによると、Bingタイルはスポンサーやペイドリンクではないため、「オーガニック」検索に影響を与えるものではないという。
今週に入り、「Windows 8」のスレート/タブレット端末向けユーザーインターフェース(一部からは、「Modern Shell」を省略した「MoSH」という開発コードで呼ばれている)でもタイルが用いられるといううわさが出ている。Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は2010年、Windowsスレートが「Windows Media Center」の「大きなボタン」のコンセプトを利用する可能性を示唆していた。Media Centerは電子書籍向けのフォーマット「Metro」インターフェースを初めて導入した事例といわれており、Metroはその後、「Zune HD」とWindows Phone 7でも採用されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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