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秋冬モデルに見る日本のケータイ事情

2008年11月11日 22時00分
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 携帯電話の2008年秋冬モデルが出揃いました。NTTドコモはシリーズ名を大きく変更し、最多の22機種を発表しました。ソフトバンクモバイルが特に力を入れるのは、タッチパネルで操作する端末ラインアップの拡充。iPhone 3G用のワンセグアクセサリも話題となりました。KDDIは新端末7機種を発表し、「Woooケータイ」「AQUOSケータイ」など高画質な映像を表示する端末を揃えました。

 各社の2008年秋冬モデルを見て、パネリストのみなさんは率直にどう感じましたか? またこんな携帯電話なら買い換えるという自分なりのこだわりなどがありましたら教えてください。


  • 村上福之
    村上福之さん ((株)クレイジーワークス代表取締役引きこもり)
    すごい!偽春菜(※)の再来だ!ドコモのiコンシェル+マチキャラは個人的にかなりツボです。

    デスクトップキャラがヘッドラインセンサーを持っていて開発環境がオープンになっているなんて、オジサンからすれば「……それなんて任意?えんいー(笑)」ですね。日本人はデスクトップキャラクターが好きですし、PCの世界では10年前にすごい流行りました。

    当時はいろんな人がいろんなキャラを作って盛り上がりました。そういう市場が開ける可能性はあると思います。

    これこそ、ガラパゴスケータイの醍醐味です。ガイジンが欲しがらないし、作りもしない機能ですけど、妄想帝国日本には需要がある機能じゃないかと思います。また、新たな広告市場という意味でも非常に興味深いです。

    各社ウィジェット(ガジェット)のプラットフォームが整ったことが、ケータイコンテンツに新たな市場を提供してくれたのは喜ばしいですが、例によって3キャリアで開発環境がばらばらですね(泣)。なんなんでしょうね。これ。ただ、待ちうけがインタラクティブな広告スペースに使える可能性ができたことは不況で疲弊している広告業界には朗報ですね。

    iアプリのドキュメントを見ると、タッチパネルのAPIが使える機種が増えました。勝手サイトでエッチなゲームを作る人が出てくるかもしれません。公式でもいわゆる「どきどき魔女裁判」や「ヘブン状態」なゲームが作れますね。つまり、エロくない範囲で異性をタッチパネルで触るゲームが公式サイトで出る可能性がありますね。

    ドコモは年末にクリエイターが遊べるすばらしいオモチャを用意してくれました。クリスマスは夜に一人でくだらないコンテンツを作ってると思います。適当な画像を組み込んで「村上くん、大好き!」とか言ってくれるマチキャラをつくって、暗い部屋でうすら笑うボクの顔をケータイのバックライトが照らしている楽しいクリスマスをすごせると思います。

    どれも面白いですけど、一般ユーザにはiPhoneの後ではインパクト薄く「普通のニポーンケータイ」に見える可能性も否めません。さらに、問題なのは、最近、ユーザーがケータイを買い換えない傾向にあるので、新機能に対応したコンテンツを作ってもどこまでヒットするか未知数です。

    しかし、2年前に登場した「きせかえ」も結構な市場になってしまいました。iPhoneを買う人よりも、ニポーンケータイを購入する人の方が多いので、これらの新機能も1〜2年たつとある程度の市場になっている可能性は高いと思います。

    ...まぁ、所詮、コンテンツなんですが。


    (※)偽春菜:昔、流行ったデスクトップキャラクター。「任意たん」とも呼ぶ。詳しくはググってください。

    2008-11-12 03:55:17
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