Webプリント自由自在、無線LAN、iPhoneにも対応　本体＋ソフトで活用する「キヤノン PIXUS MP640」

給紙枚数は後トレイ、給紙カセットとも各150枚。普通紙はどちらにセットしても使える。郵便はがきは後トレイに40枚までセット可能だ
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　PIXUS MP640は自動両面印刷に対応しているが、これも一度使い方を覚えると、頻繁に使う機会があるほど便利な機能だ。自動両面の機能は、年賀状などはがきソフトを使っての宛名印刷の際に活躍する機能だとばかり思っていたが、実は普段使いにもかなり便利だ。プリントする用紙を節約でき、大量のプリントをまとめるときにもコンパクトになるため持ち運びもラクになる。ページのレイアウトに「割り付け」や「冊子」も指定できる。

　最近はソフトやPCのマニュアルがPDFで添付されている場合が多いが、とことん使いこなしたいというときは、やはり紙で読みたいもの。このプリントにも自動両面プリントが役立ってくれる。PIXUS MP640の場合、後トレイ、給紙カセットとも各150枚がセット可能で、この給紙枚数の多さが大量にプリントする際にも役立ってくれるだろう。そして、印刷の指定はプリンタードライバーで自動両面を指定するだけと手軽。当然、コピーの際にも指定できる。

　また、PIXUS MP640の場合は給紙トレイと後トレイではっきり使い分けされている点も特長のひとつ。キヤノンによると前面給紙カセットは普通紙専用だそうだ。「普通紙は給紙カセットに入れておき、その都度サイズや種類の異なる用紙を後トレイに……という使い方が便利」とのこと。確かに、普通紙を給紙カセットで固定させて使い分けるほうが、印刷ミスも防げそうだ。

　サイズは最大でA4サイズまででロール紙には対応していないが、純正紙では「マットフォトペーパー」や「キヤノン写真用紙・光沢 プロ［プラチナグレード］」をはじめとする各種光沢紙などの、厚みのある用紙が使用でき、キヤノン製の名刺用紙にも対応している。