Webプリント自由自在、無線LAN、iPhoneにも対応　本体＋ソフトで活用する「キヤノン PIXUS MP640」

電話での問い合わせからQ&A検索まで、キヤノンのサポートメニューは豊富。製品別にサポートメニューが用意され、電話がつながるまで待たされることも少ない

　　個人的に、PC関連の周辺機器は、多少価格が上がってもなるべく大手メーカーの機材を購入することにしている。というのも、トラブルがあったときのサポート力があまりに違うためだ。

　PCを使っている限り、操作によるトラブルからハードウェアの機材トラブルまで、万が一の状態はどうしても起こるものだ。むしろそのあとどう対処するかでトラブルの深刻さもまったく変わってくる。しかし、トラブルが起きたとき頼りになるサポートセンターに、いくらかけても電話がつながらなかったという経験のある方も多いだろう。

　その点、キヤノン製品の場合は個人的に安心して使っている。サポートに電話がつながるまでの時間は、時期や時間帯によって多少異なるものの、基本的につながらない状態が長引くようなこともないそうだ。実際何度か電話したことがあるが、ワンコールでつながる場合も多いし、長くても2分程度しか待ったことがない。なにより、平日9:00〜20:00、土日祝日10:00〜17:00というサポート時間の長さで平日仕事が終わったあとや土日でも問い合わせしやすいのがありがたい。

　また、万が一のとき修理に出した場合、平均何日ほどで手元に戻るかも気になるところだが、修理に関しては希望に合わせていくつかのメニューから選択できるという。たとえば、「お客様の元にお伺いして製品を回収し、修理後お手元に送付させていただく引き取り修理であれば通常3日から5日程度」だそうで、さらに、「はやメンテ」というサービスなら、製品の即日回収も可能だという（※地域によって対応していない場所もあり）。それも待てないときは、修理窓口に持ち込むと早ければその日のうちに返却可能な即日修理も用意されているそうで、年賀状印刷などで時間が惜しいときには特にありがたいサービスだ。

　最後に、どんな故障は無償で、どこからは有償かも最初にチェックしておこう。基本的に製品購入後1年間が無償修理、それ以降が有償修理だ。ただし、キヤノンによると「取り扱いの不注意やお客様による改造、落下、水かぶり、天災、純正品以外の消耗品の使用など、弊社保証書に記載しております理由以外の故障は1年以内であっても有償となりますのでご注意ください。」とのこと。サポートや保証内容に関しては、付属の「サポートガイド」によくまとまっているので、一度チェックしてみることをおすすめしたい。