最終更新時刻:2010年12月18日(土) 8時00分

Webプリント自由自在、無線LAN、iPhoneにも対応 本体+ソフトで活用する「キヤノン PIXUS MP640」

“WEBプリント”の実用度は?「Easy-WebPrint EX」で本当に失敗がなくなるのか?
使い勝手は良好、インクや用紙も節約できた
【解説】

 PIXUSが対応している「Easy-WebPrint EX」とは、Windows XP、Windows Vista、Windows 7のOS上で、WebブラウザのInternet Explorer 7およびInternet Explorer 8(ともに32bitに対応)のツールバーとして機能する、プリントを補助するためのソフトウェアだ。

画像説明
Internet Explorer 8で「Easy-WebPrint EX」のツールバーを表示させた状態。プリント時はこのツールバーを活用する
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「Easy-WebPrint EX」のツールバーから「プレビュー」をクリックすると、ページの横幅が欠けることなく適切な縮小率でレイアウトされる。
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同ページをInternet Explorer 8の「印刷プレビュー」で表示した状態。メニュー部分が欠けているのがわかる
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印刷前に「クリップ」しておいた部分のリストを編集。拡大や縮小も自在だ
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 実際に作業してみると、機能も豊富で使い勝手はかなりよかった。必要なところだけを「クリップ」や「自動クリップ」で保存しておき、「クリップリスト」からプリントを指定する。いろいろなページにある情報を必要なところだけまとめて1枚の用紙にプリントしたり、フレームや表組みがあるような印刷しにくいページでもスムーズにプリントできる(※1)。個人的には、使っているうちに「必要なところだけ」プリントする癖がついてきたことで、タイトルの写真などインクをよく使う部分までプリントしないためインクの節約になっていると感じるし、出力のイメージを確認しながら設定できるので、プリントミスで無駄な裏紙を増やすことも格段に減った。

(※1 一部、非対応のページもあり)

 同シリーズに付属のセットアップCD-ROMでインストールする際、2009年秋のピクサスシリーズ新機種なら、インターネットに接続している環境であれば自動的にダウンロードからインストールまで可能。さらに、この「Easy-WebPrint EX」は2〜3年前に発売された以降の旧機種でもダウンロードして利用できる。ピクサスユーザーなら、手持ちのモデル名が含まれているかぜひチェックしてみたい。

■「Easy-WebPrint EX」対応機種一覧
「PIXUS MPシリーズ」 MP990、MP980、MP970、MP960、MP810、MP640、MP630、MP620、MP610、MP600、MP560、MP550、MP540、MP520、MP510、MP490、MP480、MP470、MP460、MP270
「PIXUS MX」シリーズ MX7600、MX860、MX850
「PIXUS iP」シリーズ iP6700D、iP4700、iP4600、iP4500、iP4300、iP3600、iP3500、iP3300、iP2600、iP2500、iP1700、iP100、iP90v
「PIXUS iX」シリーズ iX7000、iX5000
「PIXUS Pro」シリーズ Pro9500 Mark II、Pro9500、Pro9000 Mark II、Pro9000
製品情報
提供:キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
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