スキャン時は「枠消しコピー」が使える
Webプリント自由自在、無線LAN、iPhoneにも対応 本体+ソフトで活用する「キヤノン PIXUS MP640」
スキャン時は「枠消しコピー」が使える
オールインワンの複合機として、PIXUSシリーズの操作部はかなり使いやすい。操作部分が“フタ”の部分に設置されているため、綴じられたものをコピーやスキャンしていても操作部が隠れず、進行状況も見やすいのだ。
また、PIXUS MP640はスキャナのセンサーにCISが採用されている。キヤノンによると、一般的にCISはセンサーのサイズが小さいため、プリンター本体がコンパクトにできるという。さらに「一般的にCCDよりも立体物のコピーやスキャンが得意ではないが、MP640には『枠消しコピー(とじ部の影消しコピー)』という、本などの厚もののコピーの際に、黒くなってしまう枠やとじ部を目立たなくする機能がある」そうで、1枚もののコピーやスキャンが中心であればPIXUS MP640がおすすめできるとのこと。確かにこの「枠消しコピー」は覚えておくとかなり活用できそうだ。
一方、CCDが採用されている機種にPIXUS MP640の上位機種であるPIXUS MP990がある。こちらはフィルムスキャンにも対応し、スキャナ専用機に匹敵する高精細な4800dpiCCDスキャナを搭載。画像にもとことんこだわった複合機だ。さらに「MP990は白色LEDを採用(反射原稿のみ)しており、電源投入後すぐに安定した光量が確保できるので、従来の蛍光ランプで必要だったウォームアップ時間(光源が暖まるまでの時間)が不要になり、快適スキャンを実現している」という。プリント画質にもスキャンの精度にもこだわる場合は、PIXUS MP990の選択がよさそうだ。
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