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2009/11/25 12:00
新型インフルエンザの流行が急激に広がり、学校閉鎖も相次いでいる。今後さらなる感染拡大が懸念されている現状は、企業の事業継続を妨げる最も身近にある危機といえる。
企業の従業員が感染した場合、出勤を制限し、他の従業員への感染を防止することが最優先されるべき予防処置となるが、そのために業務の遂行が不能となることも、企業にとっては回避しなくてはならず、「リモートアクセス環境を構築し、従業員に業務を継続させる」ことをBCPの一環として準備することが必須となる。
リモート環境で業務を継続する場合、考慮すべき重要留意項目が3点挙げられる。
このような“事業の継続性”と“ユーザの利便性”を両立するリモート環境の構築のために、アレイ・ネットワークスでは安全かつ低コスト、短期間でリモートデスクトップアクセス環境を構築できる「DesktopDirect」を提供している。
DesktopDirectは、SSL-VPNアプライアンス「SPX」シリーズをベースにして、リモートアクセスの認証基盤となるサーバ「Array Registration Server」(以下、ARTサーバ)とリモートデスクトップアクセスモジュール「DesktopDirect シンクライアント」で構成される。
ArraySPXは、SSL-VPNゲートウェイとして、非常に高い通信セキュリティとユーザ認証機能をもち、リモートアクセスの安全性を提供する。
DesktopDirectでは「Remote Desktop Protocol」(以下、RDP)を利用している。 RDPでは端末からはキーストロークなどのユーザ入力情報が送信され、サーバ側でその情報を処理した後、処理結果の画面情報のみが送信されるため、通信データの傍受が難しく、かつ、SSL-VPNの暗号化されたパケットで、その安全性はさらに高いものとなる。
また、DesktopDirectでは、利用者は社内にある自分のPCと同じ環境を利用できるため、通常と同等の生産性を保ったまま業務を継続できる。さらに、自宅用にアプリケーションを設定する必要がないため、余分な設備投資やヘルプデスク、トレーニングなどが不要となる。
ARTサーバでは事前に、利用者自身がPCのホスト名とIPアドレスを登録する。外部からの接続は、サーバに登録されているテーブル情報から自動的に接続を許可するという仕組みで、管理者が関知しなくて済むため、管理者の作業が軽減される。にもかかわらず、利用者個人とPCをマッピングでき、登録PCへのみアクセスを可能にすることで、強固な認証とアクセス制御を実現することができる。
■問い合わせ先
アレイ・ネットワークス株式会社2010/04/06 09:00 [ リリース ]
2009/10/26 12:00 [ リリース ]
2009/10/23 14:11 [ ネットで考える、映像戦略(イベント) ]
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