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フラット経済の中心でマーケティングを叫ぶ

2010/12/17 18:57
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渡辺聡

インターネット/IT分野で事業開発に携わる渡辺聡さんが、注目ニュースなどを題材に、そのニュースの背後にある本質的な変化とその先行きを、経済や社会との関わりの中で考えていきます。
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別に叫ぶことはないのだが。

 

さて、先日とあるグローバルサービス企業のトップの方と話をしていて出てきた議論テーマを差し支えない範囲で一般化して記してみたい。

 

メーカーの商売を考えると当てはまりやすいのだが、国内市場を視野に入れた際に、広告マーケティングというのはこれからどのような役割を期待されているかというところである。

 

広告のこの先は、という議論が起きると、多くは新しいツールや手法、サービスをどう活用していくかというテーマが扱われる。この検討自体はもちろん必要なものである。しかし、今日提示されたのは以下のような問題意識であった。

・基本的に国内はフラット成長あるいは低成長。人口減と捉えたらマイナス成長も。

・企業活動としては、お客さんを新しく次々奪い合うというよりも、今のお客さんを大事に維持するという動きの方が大事になる。リピートしてもらうにはどうすればよいか。

・言葉で言うと、どんどんお客さんを引っ張ってくるよりも、「おもてなし」という表現に近い。

というのが概ね話された趣旨となる。

 

先方と話をしていて意見が揃ったのは、そこで必要とされてるのはいわゆる広告的活動ではなく、マーケティングと呼ばれる活動ではないだろうか、というところである。あるいは、PR活動。

 

PRにしても、(大手)メディアに露出されることを期待してのPR活動でも、いわゆる口コミ増大を狙うというものでもないのではないかという理解となる。

 

じゃあ何が該当するのか、というのは現状すっきりと定義する言葉がない。オウンドメディアというワードが議論の中でも度々出ていたが、そこに正解を押し込めていいものかはっきりとしない面がある。

 

古くて新しい、事業活動とマーケティングを現代の文脈を捉えてどう見直していくのか、という大きめのテーマがまず見据えるべきポイントであり、中でも戦略とマーケティングをまとめてみる上流側をかなり巻き込んでの検討こそが主戦場ではなかろうかとういうのは、最近良く語られるポイントである。

 

かなりしっかりしたポジションで重い仕事をされてる方から真正面にぶつけられたという事実も踏まえて、どう向き合っていくのが良いかというのをしばし思案するこのごろである。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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