複数のアップル製デバイスを一括保証する新プラン、「iPhone 17」発表前に登場

Mike Sorrentino (CNET News) 翻訳校正: 編集部2025年07月24日 10時40分

 Appleは米国時間7月23日、保証サービス「AppleCare」を刷新し、複数端末を一括で保証する新プラン「AppleCare One」の追加と、既存プラン「AppleCare+」の改定を発表した。24日から米国で適用する。

AppleCare Oneの公式画像 提供:Apple
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 AppleCare Oneは単一の月額サブスクリプションで複数デバイスをカバーするプランで、購入から最長4年以内で状態が良好な端末も対象となる。また24日から、これまでiPhoneのみを対象としていた盗難・紛失補償が「Apple Watch」と「iPad」にも適用される。

 AppleCare Oneは、名称が似ているサブスクリプションサービス「Apple One」と関連してはおらず、月額19.99ドル(約2900円)で最大3台のApple製デバイスをカバーする。対象は、Appleが現在販売しておりAppleCareが適用可能な全端末。購入後60日以内、または購入から4年以内で「良好な状態」にある場合、いつでも追加できる。良好とは一般的に、電源が入り、画面が割れていないことなどを指す。4台目以降は1台につき5.99ドル(約880円)で追加できる。

AppleCare OneまたはApple Care+に加入する際の選択画面 提供:Apple
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 その他のサービス内容は既存のAppleCare+とほぼ同じで、加入者は正規の修理費より低いサービス料で修理や交換を受けられる。

 AppleCare+は今後も単体デバイス向けの補償として提供され、利用状況によってはこちらの方が割安になるケースもある。例えばiPhoneとMacのノートを個別にカバーする現在の料金はおおむね月額12ドルと7ドルで、さらにApple Watchを追加するなら月額19.99ドルのAppleCare Oneのほうが安くなる。一方、Apple Watchと「AirPods」だけを保護したい場合など、AppleCare Oneのメリットが小さいケースでは、AppleはAppleCare+プランを案内する方針だ。

AppleCare Oneにデバイスを追加する際の画面 提供:Apple
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 新しいAppleCare Oneは、9月に見込まれるiPhone 17シリーズ発表の約2カ月前というタイミングで登場する。Appleは今回の発表で次期iPhoneに言及しなかったものの、AppleCare Oneでは保証対象のiPhoneを下取りに出して新しいiPhoneを購入すると、保証対象が新しい端末に自動的に切り替わると説明している。つまりこの場合、iPhone 17を購入すれば即座にAppleCare Oneに追加され、下取りに出したiPhone 13は対象から外れる。

Appleのプレスリリース

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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