Microsoftは米国時間5月6日、「Copilot+ PC」のラインアップとして新型の12インチ「Surface Pro」と13インチ「Surface Laptop」を発表した。2024年モデルと同様、CPUにQualcommの「Snapdragon X」シリーズを採用。既存の13インチSurface Pro(第11世代)と13.8インチSurface Laptop(第7世代)よりも小型、軽量になり、価格も手頃になっている。
Surface Proの特徴である、画面とキックスタンド付きキーボードが分離可能な2-in-1スタイルはそのままに、画面が小型化した。内部には高性能な8コアの「Snapdragon X Plus」CPUと16GBのRAMを搭載し、ストレージは256GBと512GBから選択可能だ。タッチディスプレイは2196×1464ピクセル解像度で、リフレッシュレートは最大90Hz。付属の「Surface スリム ペン」は本体背面にマグネットで装着可能になり、収納や充電がしやすくなった。
重量は約686gと、2024年モデルより200g以上軽くなっている。バッテリー駆動時間も動画再生で最大16時間、ウェブブラウジングで最大12時間を実現。これは米CNETが「Snapdragon X Elite」搭載のSurface Pro(第11世代)で動画再生テストをした際の13時間弱と同レベルだ。カラーはプラチナ、オーシャン、バイオレットの3色展開。
Surface Laptopも、同等スペックを搭載しつつ一回りコンパクトに。8コアのSnapdragon X Plusと16GBのRAM、256GBまたは512GBのストレージという構成だ。1920×1280ピクセル、最大リフレッシュレート60Hzのタッチディスプレイを備える。
重さは1.22kgと、前モデルの1.34kgより軽くなった。バッテリーは動画再生で最大23時間、ウェブブラウジングで最大16時間持続するという。米CNETが2024年モデルで動画再生をテストした際は、20時間弱という結果だった。カラーはオーシャン、バイオレット、プラチナの3色から選べる。
12インチSurface Proは799ドル(約11万4000円)から、13インチSurface Laptopは899ドル(約12万9000円)からの価格で5月20日に発売予定だ。法人向けのSurface for Businessシリーズは、7月22日に発売を予定している。
Microsoftのプレスリリースこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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