ココナラ創業者の南章行氏、コンプラ違反で取締役辞任--「重大な法令違反はない」

　ココナラは1月29日、取締役の南章行氏が同日付で辞任したと発表した。南氏は同社の創業者で、日本最大級のスキルマーケット「ココナラ」を立ち上げた人物として知られている。

南章行氏（ココナラスキルパートナーズ発表時に撮影）
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　発表によると、辞任は役員規程およびコンプライアンス規程違反が理由だという。1月28日に開催された取締役会で、南氏に対して取締役辞任を勧告。これを受けて本人から辞任届が提出され、翌29日に受理された。

　ココナラは声明の中で、「取締役に、このような事態が発生したことは誠に遺憾であり、関係者の皆さまには深くお詫び申し上げる」としている。

　同社は今回の件について、「重大な法令違反及び当社の業績に影響する事実はない」と説明している。しかし、創業者である南氏の突然の辞任は、同社の経営体制に少なからず影響を与える可能性がある。

　ココナラは今回の事態を受け、「コンプライアンス体制をより一層強化して、再発防止に取り組む」とコメントした。

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