NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯4社は、新たな携帯番号「060」の利用を2026年7月以降に順次開始すると発表した。
現在、音声通話ができる携帯電話向けには「090」「080」「070」が割り当てられており、2億7000万の番号容量がある。
しかし、1人で2つ以上の電話番号を利用する「サブ回線」ニーズの高まりなどで、2024年9月末時点では残り530万番号となっていた。今回、新たに060を追加することで番号容量を3億6000万個に拡大し、番号の枯渇を防ぐ。
携帯電話の番号容量は拡大の歴史をたどっている。1999年までの「090単独」時代は9000万番号だったが、2002年に「080」が割り当てられ、1億8000万番号に拡大。2013年には「070」の一部が追加され2億5000万番号に増加した。
その後、2014年に携帯電話とPHS間で番号ポータビリティが始まり、すべての070番号が割り当てられるようになったことで、現在と同じ2億7000万番号となった。
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(更新)初出時、060番号の提供時期を2025年としていましたが、正しくは2026年でした。訂正しお詫び申し上げます。
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