Microsoftが小型の最新ハードウェア製品を発表した。企業と同社の「Windows 365」サービスをつなぐクラウドPCだ。
Microsoftが「Windows 365向けの初のクラウドPCデバイス」と宣伝する「Windows 365 Link」は349ドル(約5万4000円)で、2025年4月に発売予定だ。サイズは120mm×120mm、高さは30mm。これは、Appleが最近モデルチェンジした「Mac mini」と比べると高さはほぼ半分で、縦横の幅はやや小さい。
Microsoftによると、この小型PCにはUSB-Aポートが3つ、USB-Cポートが1つ、HDMIポート、DisplayPort、3.5mmヘッドホンジャック、イーサネットポート、ケンジントンロックポートが搭載されている。4K解像度のモニター2台に対応し、BluetoothとWi-Fi 6Eも搭載されている。冷却にはファンを使わず、起動時やスリープからの復帰も高速だという。
プロセッサーやメモリーについては明言されておらず、ローカルストレージは非搭載。
発売は4月だが、Microsoftは当面、米国、カナダ、英国、ドイツ、日本、オーストラリア、ニュージーランドで法人向けにプレビュー版を提供する。「Microsoftアカウントチームに連絡し、2024年12月15日までにプレビュープログラムへの参加をリクエストしてほしい」としている。
利用するには、「Microsoft Intune」と「Microsoft Entra ID」が必要で、Windows 365の既存の要件も満たす必要がある。対応するWindows 365 のエディションは「Frontline」「Enterprise」「Business」となっており、「Government」は対象外だ。
Windows 365 Link—the first Cloud PC device for Windows 365
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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