三菱地所、シード投資に実質初参入--起業家に早期出資で新規事業創出も狙う

 三菱地所がシード期や創業期のスタートアップ投資に実質的に初参入する。プライムパートナーズのスタートアップスタジオ併設型シードファンド「Co-Founder Fund」にアンカー投資家として参画する。


 活動拠点は東京・丸の内の「xLINK丸の内永楽ビル」に開設する。併設するスタートアップスタジオでは、起業家向けに活動しやすいリソースを提供する。

 三菱地所は、2022年からCVC「BRICKS FUND TOKYO」をプライムパートナーズと共同で運営し、シリーズB、C向けのマイナー投資を実施してきた。

 一方のCo-Founder Fundでは、創業前の起業家やシードステージのスタートアップを中心に出資する。これによって、社内からの新事業創出を待つだけでなく、起業人材への早期出資による新事業創出などのシナジー創出をめざす。

 ファンドの規模は20〜40億円で、1社たりの出資額は1000万円〜2億円を想定している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]