外食向けSaaSのダイニー、74.6億円調達--金融・HR等に事業拡大へ

 ダイニーは9月26日、Bラウンドで総額74億6000万円の資金調達を実施したと発表した。

 Bessemer Venture Partners、Hillhouse Investment Managementをリードインベスターとして、Flight Deck Capitalm、Eclectic Managementの計4社から調達している。

キャプション

 ダイニーは、「 “飲食”をもっと楽しくおもしろく。」をミッションに、Tech×Fintechの力で外食産業を変えて飲食店のインフラとなり、すべての人にとっての飲食のインフラとなることを目指している。

 2018年から飲食店の売上向上に貢献する「ダイニーPOSレジ」「ダイニーモバイルオーダー」を提供するとともに、9月に新たにファイナンス領域に進出し、手数料最安級のサービス「ダイニーキャッシュレス」を開始した。

 2024年中にはHR事業も展開する。これまでメイン事業としてきたCRMを生かしつつ、店舗に集約してきた顧客情報を決済に活用。今まで飲食店が可視化できていなかった部分をデータ化し、売り上げの向上と信用の数値化を実現できるとしている。

ダイニーが目指す事業領域 ダイニーが目指す事業領域
※クリックすると拡大画像が見られます

 今回調達した資金は、必要なプロダクト開発と新規事業の立ち上げ準備、事業拡大を見据えた採用活動に充てる。飲食業界全体のインフラとなるべく主に新規事業として金融・HRなどのあらゆる領域に進出し、同社が目指すAll in One Restaurant Cloud.の事業を構築するとしている。

プレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]