大和ライフネクストら3社、夜間の清掃や警備をロボットのみで行う実証実験

 大和ライフネクストは9月26日、Octa Robotics、綜合警備保障と共同で、「ロボットとセキュリティシステムの連動」に関する実証実験を実施すると発表した。


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 本実証では、ロボットが建物内のセキュリティシステムと連携し、夜間など無人の状態になる時間帯の清掃や警備を、人によるセキュリティシステムの解除作業を必要とせず、ロボットが単独でできる状態を目指す。期間は2025年1月まで、大和ライフネクストの本社オフィスにおいて実施する。

 各社の役割としては、大和ライフネクストが本社オフィス内での実証実験の遂行、導入時タスクの検証を行う。また、Octa Roboticsはシステム連携のための管理サーバーの新規開発と設置、プロジェクト管理を担当し、綜合警備保障は警備システムのカスタマイズと設置を行う。

 大和ライフネクストは本実証の実施に至った背景として、少子高齢化の加速により労働生産人口の減少が続き、管理員、警備員、清掃員などの人材不足が深刻化していることをあげる。同社はこれらの課題解決に向け、ITやIoT技術を活用した新たな管理形態の研究と開発を進めているという。

 なお本実証は、Octa Roboticsによる「RFA規格に基づくロボット・建物設備連携と標準化の推進」プロジェクトの一環として、 経済産業省による補助事業「令和6年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業(ロボットフレンドリーな環境構築支援事業)」に採択されている。

プレスリリース

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