ユーグレナは9月9日、即時尿検査サービスを提供するユーリアと共同開発した「栄養コンディションチェッカー」を、全国のドラッグストア約3000店舗で発売すると発表した。
栄養コンディションチェッカーは、尿検査とAI技術を組み合わせ、体の栄養状態をスマートフォンのアプリで知ることができる検査キット。試験紙に尿をかけ、無料のスマートフォン専用アプリでカメラを使って撮影すると、AIが栄養状態を判定し、約2分で検査結果を表示する。価格は2398円(税込)。
検査項目は、カルシウム、マグネシウム、ビタミンC、亜鉛、塩分、水分、糖質、脂肪燃焼、酸化ストレス、野菜摂取、アルコール摂取の11項目。これに加え、アンケートの回答結果をAIが分析し、鉄分の推定値を出すこともできる。各検査項目の結果は10段階で表示され、冷え、便秘、睡眠などの不調について、医師監修の栄養コラムも閲覧可能だ。
ユーグレナは2023年4月、簡易迅速尿検査技術を持つユーリアと共同研究を開始し、2024年5月に「ユーグレナ・マイヘルス 栄養コンディションチェッカー」を法人向けに先行販売した。今回、法人ユーザーの声をもとにサービス内容をアップデートし、一般ユーザーに向けて全国のドラッグストアで販売を開始する。
本製品は今後も機能のアップデートを予定しており、検査項目の増加や、健康アドバイスの拡充などを検討しているという。
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