家計診断・相談サービス「オカネコ」の400F、11.4億円を調達--生成AI活用機能等開発へ

 家計診断・相談サービス「オカネコ」(旧お金の健康診断)を運営する400Fは8月29日、総額11億4000万円の資金調達を実施したと発表した。

 かんぽNEXTパートナーズが運営、リードインベスターを務めるJP LIFE NEXT FUNDと、既存投資家であるAflac Ventures、ゆうちょ銀行のCVCであるゆうちょSpiral Regional Innovation Fund、住友生命保険のCVCであるSUMISEI INNOVATION FUNDからの第三者割当増資と、日本政策金融公庫、みずほ銀行からプロパー融資での調達となる。今回の調達を合わせた累積資金調達額は約30億円になるという。

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 2018年11月にサービス提供を開始したオカネコは、匿名かつ無料で家計診断やお金に関する相談、面談、セミナー参加などができるオンラインサービス。20~40代の資産形成層を中心にユーザー数を伸ばし、2024年6月末時点で累計ユーザー数は100万人を突破している。また、100万人超のユーザーデータを活用してこれまで以上にユーザーの状況が詳細に分析された結果が得られるよう、家計診断コンテンツをリニューアルしたという。

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 今回調達した資金は、生成AIなどを活用したオカネコのプロダクト開発や、提供商品の拡充、採用活動の強化などに活用する。また、法人顧客への金融DX推進事業の拡大を目指して積極的な事業投資に取り組むとしている。

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