Googleがインフルエンサー向けプログラムの参加条件として、競合製品より「Pixel」デバイスを優先するよう求めたとして批判されている。9to5Googleが米国時間8月16日に報じた。コンテンツ制作者らは、従わなければブランドとの関係を打ち切ると警告されたとして、15日夜にこの文言のスクリーンショットをソーシャルメディアに投稿した。
「このプログラムに参加することで、競合他社のモバイル端末ではなく、Google Pixelデバイスを取り上げるよう期待されていることに同意しますか?」と、インフルエンサーに送られたメッセージとされるスクリーンショットには書かれている。「Pixelよりも他のブランドが優先されているように見える場合は、ブランドとクリエイターの関係を終了する必要があることにご注意ください」
米CNETは新しいPixel端末をレビューする際、このような条件に同意するよう求められることはなかった。求められたとしても、決して同意しなかっただろう。
Googleは13日に、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」「Pixel 9 Pro Fold」を含む最新のPixelラインアップを発表した。これらのスマートフォンはハードウェアが改良され、新しいデザインや人工知能(AI)機能を採用している。
Googleは電子メールで、同社のインフルエンサープログラム「TeamPixel」はレビュープログラムとは別だと説明した。「#TeamPixelの目標は、報道関係者やITレビュアーではなく、コンテンツ制作者にPixelデバイスを提供することだ」と広報担当者は述べた。
同社はさらに、TeamPixelのフォームに記載された文言は「的外れな表現」であり、後に削除されたと補足した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」