「iPhone」で削除した写真が復活するバグ、アップルが原因を説明

Artie Beaty (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2024年05月27日 11時12分

 2週間前、Appleの「iPhone」と「iPad」に奇妙なバグがあるという報告が出始めた。OSを「iOS 17.5」と「iPadOS 17.5」にアップデートした後、数年前に削除した写真が再び表示されるようになったという。

iPhone
提供:Maria Diaz/ZDNET

 先週、Appleはパッチを公開し、「このアップデートには重要なバグ修正が含まれ、データベース破損により削除した写真が写真ライブラリに再表示されることがまれにある問題に対応」していると述べた。このバグは、Appleによると少数のユーザーと少数の写真にしか影響しなかったが、それらのユーザーにとってはかなり不安を覚えるものだった。

 Appleは当初、この問題の原因を「データベース破損」としていたが、その後より正確な説明を提供した。

 同社は9to5Macの取材に対し、問題は「iCloud写真」ではなく、デバイス自体のデータベースにあったと説明した。つまり、復元された写真はクラウドに同期されてはいなかった。バックアップからの復元、デバイス間の転送、iCloudバックアップからの復元を実行した場合に、一部の写真が(iCloudからではなく、デバイスのバックアップから)復元された。

 Appleによると、一度削除され、復活した写真が今回のパッチによって自動で削除されることはないという。つまり、自ら手動で削除する必要がある。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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