パナソニックは5月23日、新型ミラーレスカメラ「LUMIX S9」(DC-S9)を発表した。
S9は、フルサイズセンサーを搭載した小型軽量のカメラ。SNS時代のニーズに対応し、スマホとの親和性を考慮した製品だ。外観はLUMIX初のフラットデザインで、撮る楽しさだけでなく、カメラを持つ楽しさも提供するという。
センサーの有効画素数は、約2420万画素。像面位相差AFや、動物、モータースポーツに対応したリアルタイム認識AF、5.0段のボディ内手ブレ補正機構なども搭載する。性能面では、上位機種である「S5II」のエッセンスを受け継いでいる。
同社は、S9と同時に、新レンズ「LUMIX S 26mm F8」(S-R26)を発表した。26ミリの単焦点レンズで、マニュアルフォーカス専用、絞りはF8固定となる。本レンズはS9とのレンズキットでの販売はないが、パナソニックはS9の発売から9月までの間、S9の購入でS 26mm F8を無料でプレゼントするキャンペーンを実施する。
S9とS 26mm F8の発売は、6月20日を予定。S9では、ボディ単品に加え、「LUMIX S 20-60mm F2.5-5.6」がセットの標準ズームレンズキット、「LUMIX S 28-200 F4-7.1 MACRO O.I.S.」がセットの高倍率ズームレンズキットも発売する。S9の市場想定価格は、ボディ単品が20万8000円前後、標準ズームレンズキットが24万1600円前後、高倍率ズームレンズキットが28万7000円前後。単焦点レンズのS 26mm F8は、メーカー小売希望価格が3万1900円となる。
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