イトーキは5月16日、大型ディスプレイを用いたチームミーティングやハイブリッドミーティングに最適な六角形高機能クローズドブース「ADDCELL Hexa(アドセルヘキサ)」の開発を公表。2024年秋以降の発売を目指して、さらなる開発を進めていくという。
これは、2022年からオフィスになじむクローズドブースとしてリリースしている「ADDCELL(アドセル)」をもとに、チームミーティングにも対応できるよう6名用のモデルとして開発されたブース。大型ディスプレイを設置でき、全員が見やすいレイアウトにすることでチームの一体感が生まれやすい六角形形状を採用。また六角形形状は、複数台並べて設置した際にも空間に無駄ができにくいため、単体でも複数でも導入しやすい点も特徴としている。
サイズは幅3130mm×奥行き2710mmの6平方メートルで、ローソファとテーブルで構成されるロータイプ、ハイソファとハイテーブルで構成されるハイタイプが用意。間仕切りなどの設備工事が不要で手軽に導入が可能。優れた遮音性と吸音性、スリムな外周デザインによるブース内の快適性はそのままに、大人数でもゆとりを持ってチームミーティングを行うことが可能としている。
また、ブース外面を活用することでハドルスペース(短時間のミーティングスペース)としても利用可能。打ち合わせ前後のショートミーティング、ちょっとした作業などに最適なワークスペースを自由に構築できるという。
イトーキでは、ハイブリッドワーク普及に伴う個室ブースのニーズは依然として増加傾向にあり、同社の販売売上実績は、前年比で2.5倍以上になっているという。昨今では1on1や大型ディスプレイを用いたミーティングなどの増加による多人数タイプの需要も高まっていることから、チームミーティングにも対応できるよう6名用のモデル開発に至ったとしている。
ADDCELL Hexaは、5月29~31日に東京ビッグサイトで開催されるオフィス家具見本市「オルガテック東京2024」にて参考展示を行うとしている。
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