Googleは、同社の「最も高性能な」動画生成AIモデル「Veo」を発表した。年次開発者会議「Google I/O」で公開された動画では、映画監督で俳優、ミュージシャンでもあるDonald Glover氏らが登場し、Veoを紹介した。
Veoは、テキストプロンプトを基に1分を超える1080pの動画を生成できる。「タイムラプス」や「風景の空撮」などの指定にも対応でき、フォローアップのプロンプトで動画を編集することも可能だ。GoogleはVeoを活用した新たな動画生成ツール「VideoFX」も発表した。VideoFXのストーリーボードモードでは、各シーンの生成や音楽の追加もできる。このツールは米国でプライベートプレビューとして提供されている。
Glover氏は自身のチームが新しい短編映画を制作する際にVeoをどのように活用したかを紹介した。Glover氏らは、Veoでアイデアを視覚化し、創造性を刺激し、プロセスを高速化したという。「より早くミスを犯すことができる。結局のところ、少なくとも芸術においては、本当に望ましいのは早くミスを犯すことだ」と同氏はGoogle I/Oで公開された動画の中で語った。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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