Dynabookは4月17日、2in1デタッチャブル型の「Chromebook」となる「Dynabook Chromebook C70」を商品化すると発表した。
GIGAスクール構想第2期に向けた学習者用コンピュータの新商品として12月頃、教育機関向けに発売する。
Chromebook C70は、「ChromeOS」とタッチパネル付き10.1型WXGA(1280×800dpi)液晶を搭載。タブレットを支えるスタンドがない自立型デザインを採用したデタッチャブルタイプとなり、キーボードドックからタブレット本体を取りはずせば、10.1型タブレットとして利用できる。
CPUは、「MediaTek Kompanio 520」で、メモリーは4GBと8GB、ストレージを32GBと64GBから選択できる。主なインターフェースは、USB3.2(Gen1)Type-Aを1基、PD対応のUSB3.2(Gen1)Type-Cを2基、マイク入力/ヘッドホン出力端子が1基となる。
フロント/リアのウェブカメラを搭載し、無線機能はIEEE 802.11 a/b/g/n/ac/axに対応。LTEも選択でき、バッテリー駆動時間は約12時間を予定するという。
筐体の外周には、滑りにくく耐衝撃性に優れた熱可塑性ポリウレタンを採用。自社の品質試験や、米国国防総省制定のMIL規格に準拠したテストを実施予定。ペンは、キーボードドックに設けたペン収納スロットに収納することで充電できる。
Dynabookは、GIGAスクール構想第2期に向け、同様のコンセプトで開発したWindows OS搭載の「dynabook K70」とともに、ニーズにあった学習者用PCを用意し、教育ICTの推進を支援していくとしている。
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