Appleは、リモート教育向けアプリ「iTunes U」のサービスを2021年末に終了し、より新しいアプリである「スクールワーク」と「クラスルーム」に置き換えると、米国時間6月10日、同社のサポートページで発表した。
この決定は予想外のことではない。iTunes Uは2017年以降は機能が更新されていなかった。新型コロナウイルス感染拡大の中、多くの学校がオンライン授業に移行している。同社のスクールワークアプリでは、教師がクラウド経由で生徒向けの課題や情報をリモート管理できるようになる。また、クラスルームアプリを使えば、「iPad」を教育助手として使用可能で、教師が授業を通じて学生を指導したり、学習の進み具合をチェックしたりする際に役立てることができる。
現在もiTunes Uを使っている教師や生徒は、2020年から2021年にかけての学年度は利用を継続できるが、この学年度の終わりまでにすべてのコンテンツをスクールワークに移行する必要がある。iTunes Uは2013年にはダウンロード回数が10億回に達したが、当時から米国外からのダウンロードが過半数を占めていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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