Appleが個人向けロボットの開発を模索していると、BloombergのMark Gurman氏が米国時間4月3日、事情に詳しい人々の話を基に報じた。可能性のある製品としては、ユーザーの後をついて回るロボットアシスタントや、ロボット工学によって動くディスプレイを備えた先進的な卓上デバイスがあるという。
ロボット開発は、Appleの機械学習・AI戦略担当シニアバイスプレジデントであり、かつてGoogleで機械知能、研究、検索のチームを率いていたJohn Giannandrea氏の下で行われていると伝えられている。さらに、ハードウェア部門の幹部であるMatt Costello氏とBrian Lynch氏が、ロボットのハードウェア開発を統括しているという。
開発は初期段階にあり、製品がリリースされる保証はない。
Appleがディスプレイ付きの卓上デバイスの開発を検討していると報じられたのは今回が初めてではない。9to5Macは2月、Appleがディスプレイ付きの「HomePod」となりうる未発表のデバイスに取り組んでいると報じていた。
また、Appleが家庭用ロボットを作るのはこれが初めてだとしても、市場に投入される家庭用ロボットはこれが初めてではない。Amazonには2021年に発表したロボットアシスタント「Astro」がある。サムスンの「Ballie」は、プロジェクターやスマートホームハブなどにもなるボーリング用ボールほどの大きさのロボットで、2024年内に発売される見込みだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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