SkyDriveは、子会社のSky Worksが垂直離着陸可能な電動マルチコプター(eVTOL)「SKYDRIVE(SD-05型)」の製造を始めたと発表した。同eVTOLの製造は、スズキの協力を受けて取り組んでいる。
Sky Worksは、従業員の約半数がスズキからの出向者であり、自動車の組み立てに関する経験や知見を備えているという。これまで、試作や手順書の作成など、製造に向けての準備を進めていた。製造は、静岡県磐田市にあるスズキグループの工場で行う。
まず製造する機体は、2025年開催予定の「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」で飛行予定のSKYDRIVE(SD-05型)。12個のローターで飛ぶマルチコプターであり、最大搭乗人数は操縦士1人と乗客2人の合計3人、最大離陸重量は1400kg。最大巡航速度は時速100km、航続距離は約15㎞としている。
SKYDRIVEの紹介ビデオ(出典:SkyDrive/YouTube)
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