eVTOLやUAMといった「空飛ぶクルマ」、物流ドローンなどを開発するSkyDriveは1月25日、米国市場への参入計画を発表した。
サウスカロライナ州に本拠点を設置、同州の政府機関や自治体と協力して、コロンビアメトロポリタン空港とグリーンビルダウンタウン空港を起点としたユースケースの構築に重点を置いて活動する予定。
2人乗り機体「SkyDrive式SD-05型」の2026年の運航開始を目指し、さらなる協業、提携のネットワークを構築していくとしている。
SkyDriveは、サウスカロライナ州のビューフォート郡経済開発公社(Beaufort County Economic Development)からの招待をきっかけに、2022年7月から同州における市場機会を探り、主要関係者とのネットワークを構築してきたという。
豊富な観光資源、空港から都心の距離などから、ユースケースを開発する米国での最初の事業拠点として理想的な場所と判断。SD-05を活用し、複数の主要空港を離着陸場とする実用的なユースケースを検討していくとしている。
またSkyDriveは1月24日、eVTOLの開発と社会実装に取り組むなどの目的で、兵庫県との連携協定の締結も発表。
(1)空飛ぶクルマの機体や事業開発に資する実証、(2)空飛ぶクルマの社会実装に向けた環境整備、(3)空飛ぶクルマに係る情報発信など社会受容性の向上、(4)空飛ぶクルマに関わる産業のエコシステム形成、の4事項について連携、協力するという。
空飛ぶクルマの開発と社会実装に取り組み、科学技術の発展、イノベーションの創出、地域活性化、産業振興、防災や減災、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた機運醸成の推進を目指すとしている。
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